2011年5月6日金曜日

差別用語診断メーカー騒動

ハイホーイ。
もう知ってる人は知っている、知らない人は全然知らない騒動の当事者になっちゃって大変だったのよ。ことの発端はまたもあの人の件。

実は、あの人をウォッチしている関係で、twitter内で発せられる「穢多非人」という言葉を、暇を見てはチェックしているんですよ。
そしたら4/30 の昼過ぎくらいから突如 

リン「士農工商穢多非人、その下が○○だっけ」 ※○○はそれぞれのアカウント名が表示される


という明らかに問題のある謎のTweetが大量に、アップされだしたんですよ。

で、調べてみたらTwitter内で定番のお遊び「診断メーカー」(※現在は削除済み)が原因と判明。
リンというのは人気のボーカロイドキャラクターといういこともわかったのであります。
ぶっちゃけ無視しようかなとも思ったんだけど、ちょうどあの人と対抗するために差別用語や部落問題の本を10冊くらい借りたり、本棚から引っ張り出してきてたときだったんですよ。
しかもその診断メーカーを作成したのは、今なお部落問題が根深く残る京都在住と書いてあるじゃないですか。相手も若いようだし、なるべく穏便に済ませようと思ったのですが…

差別用語を用いた診断メーカー作成したのはあなたですか? あまり言葉狩りみたいなことはしたくないけど、京都在住だったら使ったら拙い言葉わかりますよね? 頼みますよ…」

なるべくユルフワ系で注意したつもりだったんですが、結果は散々。ええ、またもあの人と同じく
ガン無視されちゃいマン。

さらに「不快な思いをした」というなら謝罪するけど、そういうのを引っ張り出して「これどーなのよ」とか言ってるヤツがクズだって話
クズ呼ばわりまでされて、ユルフワしてられるほど人間出来てませ~~ん。

気がつけば、初めてつぶやきまとめサービス・トゥギャッターにて問題発言をピックアップ! さらに作成者のtwilogをチェーーーック。

以下の流れは
お気に入り突如大量の穢多非人tweetが! その原因は診断メーカー!!
その2
その3

を見てください。




結果、人生初めて炎上という現象を経験しましたよ…。
身も心もボロボロになるほど燃えましたわ。
これらのまとめをクリックシた総数は一日で1万オーバー!
もちろん想定外っすよよよ。
そして最初からある程度は覚悟していたものの
多くの人からボロカスに叩かれマンした。

「なにこの人痛い」
「いちばん痛いのがまとめ人な件」
「痛い人を注意したら逆ギレされたでござる」とまとめてみたら、自分の痛さを周知する結果になってしまってトホホでござるの巻」
ここら辺はまだ序の口。

今でも腸がグツグツ煮え立つほどムカついているのは
俺も大概に性格悪いので、敢えて(差別用語を)連呼したりしていますという素晴らしいパンク野郎に善良だねえ、反吐が出るわ」と言葉のゲロを浴びせられたことっすね。

はい、正直言うとボクもヤリ過ぎました。
問題の診断メーカーを作った人間の大学名と学部・学年、さらに誕生日を晒したんです。
この対応の善悪に関しては今も結論が出てねーっす。
またボクの嫌な粘着気質も野次馬たちの反感の要因でしょうな。

もちろん
・「クズ」「不謹慎厨」と罵られ、苛立ちMAX ギミギミシェイクで過剰防衛
・「おは」「おやアリ」等の挨拶と、全く専門外のボーカロイドの話題が97%のログの中から、ほぼ個人を限定しうる砂金を探り当てた快感。
・有名大学生だったため、反エリート意識の妬み嫉みでフィーバーした

という下衆な一面を否定するつもりは全くありません。
ボクは何度も書くけど、清廉潔白な人権活動家でもなんでもありません。
ただあの人と戦うために、付け焼き刃の知識を身につけただけの暇人です。


でも
・果して大学名晒しがなかったら、彼はクズと罵った相手に翌日謝罪したのだろうか?
・そもそもがtwitterで公開していた情報であり、隠すべき個人情報といえるのだろうか?
・法的に問題があるわけでもないので「表現の自由」と突っぱねても良かったのでは?
・(あの人もそうですが)しつこく粘着質に責められなければ、謝っただろうか?
・有名大学生による事件だったからこそ、注目を浴び、今後同様の事件を防ぐ契機になったのでは?
・同和地区出身者しか、この手のことを注意したらいけないのだろうか? 
・やり過ぎ、もう相手は反省してるという意見も多かったけど、本当にそうかな? 
そもそもの差別診断を書いたと名乗り出た作成者とは別の人物は、殊勝に詫びる裏で副アカでは、何事もなかったようにボーカロイド論議を楽しんでいたよ。とても反省しているようには思えなかったし、ならば作成者も…という疑念は今もあるよね


なにより、ボクの拙い文を不快に思ったのは、野次馬だけでなく、今も差別に苦しむ当事者のかたからも
「あなたのような人間に同和について語って欲しくない」と言われたのもショックでした。

問題のトゥギャッターが突如として削除されるという、さらなる問題も勃発。
確かにボクのやり方は間違っていたと思います。ただボク個人の正しい正しくないなど差別問題が背負ってきた歴史に比べれば、何でもないことなんじゃない?

これだけ多くの人が同和問題に対する思いを同時にTwitter上で述べたことは、なかったと思う。だから2011年、現時点での差別意識の標本として、残すべきという思いは強くあるんだよね。

そこでまた粘着気質を最大限に発揮し、株式会社トゥギャッターとの交渉を経て
問題がある書き込みを削除し、再編集した上で、掲載を許されました。
それでもやはり、このまとめは見たくない、削除して欲しいというのであればTwitterのリプライか、メールを下さい。なるべく誠意をもって対応したいと考えてます。


このまとめが、Twitterにおける表現の自由を考えるいい機会になれば幸いです





Twitterフォロー、RSS登録お願いしマッスル ツイッター ブログパーツ